皆さん、こんにちわ。
今回は、不動産業界でもない普通の素人サラリーマンが仕事をしながら人気不動産資格の効率的な取り方について実体験をもとにお送りしたいと思います。
人気不動産資格とは?
数ある不動産資格の中でも受験者数1万を超える突出して人気な資格は以下の4つです。
人気不動産資格(2019年度)
資格 | 種別 | 受験者数 | 合格率 |
宅地建物取引士 | 国家 | 22万人 | 17% |
賃貸不動産経営管理士 | 民間 | 2.3万人 | 36% |
管理業務主任者 | 国家 | 1.5万人 | 23% |
マンション管理士 | 国家 | 1.3万人 | 8% |
このうち、私が取得した3つの資格(宅建、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士)の取得の仕方について解説していきます。
マンション管理士については、独占資格でないこと、合格率が極めて低いことから、勉強投資時間と効果を考え、私には難しいと判断し、挑戦していないので、本記事では対象外とさせていただきます。
不動産人気資格の取り方
受験者が1万人超える不動産人気4資格の試験スケジュールは以下の通りです。
不動産人気資格の試験スケジュール
- 10月:宅建【取得済】
- 11月:賃貸不動産経営管理士【取得済】
- 12月:管理業務主任者【取得済】
- 12月:マンション管理士【未取得】
受験者1万人をこえる不動産人気4資格の試験は秋に立て続けに開催されます。
この各不動産資格は、学習する分野によっては重複している分野もたくさんあるので、いっきに取ってしまった方が効率的なところがあります。
それではすべての試験日に合わせた独学スケジュールを組むと以下になります。
人気不動産4資格全て一気に取れる!?
4資格を全て一気に取得する場合のスケジュールはこんなかんじです。
- 7、8、9月:宅建対策(3カ月)
- 10月:宅建試験、賃貸不動産経営管理士対策開始
- 11月:賃貸不動産経営管理士対策&管理業務主任者&マンション管理士対策、賃貸不動産経営管理士試験
- 12月:管理業務主任者&マンション管理士試験
⇒完全に11月が無理ゲーすぎます。仕事をしながら素人サラリーマンが勉強するには時間がなさすぎます。もちろん、7月以前のもっと前からコツコツやれればいいのですが、なかなか長期間勉強を持続するのは至難の業です。
数々の資格を取得するコツは、短期間に一気に学習して、一気にとる!
ということで、素人サラリーマンが仕事をしながら人気不動産資格を複数取得するには、年を分けて少しずつ取得しましょう。
以下、私の体験記です。
人気不動産資格を複数取得する独学手順
以下は私が実際に取り組んだ手順です。
私の場合、不動産3資格(宅建、管理業主任者、賃貸不動産経営管理士)に加え、FP2級を交えて取得したので、その時の手順を書きます。
〇1年目【宅建に集中+宅建後はFP2級にチャレンジ!】
- 7、8、9月:宅建対策(270時間)
- 10月:宅建受験⇒〇(一発合格)
- 11、12月、1月:不動産分野を含み、試験まで期間に余裕のあるFP2級対策を実施(180時間)
- 1月:FP2級受験⇒(一発合格)
〇2年目【管理業務主任者に集中!】
- 10、11月:管理業務主任者対策(170時間)
- 12月:管理業務主任者受験⇒×不合格
〇3年目【管理業務主任者にリベンジ&ついで賃貸不動産経営管理士も!】
- 9、10月、11月:賃貸不動産経営管理士(40時間)&管理業務主任者対策(100時間)
- 11月:賃貸不動産経営管理士受験⇒〇(一発合格)
- 12月:管理業務主任者受験⇒〇(2回目合格)
以上より、私の場合、管理業務主任者に一度落ちましたが、これは各資格の勉強法でも公開しておりますが、やり方がまずかったので、このサイトで公開している正しい独学勉強法をもとに、一気に3つ挑戦するやり方はあるかと思います。
が、
管理業務主任者。結構難しいです。合格率も2割ですので・・・。
そのため、確実に行くなら、
☑1年目:宅建、賃貸不動産経営管理士
☑2年目:管理業務主任者
と分けて挑戦するのがおススメです。
不動産人気資格の具体的独学勉強法
不動産人気資格の具体的勉強法は下記に掲載しておりますのでぜひともご参考にしてください!
素人が通信教育「フォーサイト」を活用して3カ月で宅建に合格した効率的な勉強法
40時間で賃貸不動産経営管理士に合格する勉強法
100時間で管理業務主任者に合格する独学勉強法
ファイナンシャルプランナー(FP2級:AFP)を独学で取得した勉強法
いつの日も独学です。