みなさん、こんにちわ。
今回は、私40歳を超えたおじさんがカラーコーディネーター検定試験アドバンスに30時間の独学で合格しましたので、その勉強法を紹介します。
カラーコーディネーター検定試験アドバンスの概要
カラーコーディネーター検定試験とは、「オフィスや自宅、ショップやウィンドウ、テレビや雑誌、インターネット上など全ての場所に溢れている色。世相がその年の流行色に反映されたり、商品やデザインの色によって大ヒットが生まれたりと、色彩は文化や時代の流れに大きな影響を与えてきました。色の性質・特性など、色彩の知識を身につけることで、色の持つ効果をビジネスシーンに活かすことができます。 仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる、それがカラーコーディネーター検定試験®です。」(公式HPより)
その名の通り、「色」に関する勉強です。
私自身勉強してみて感じたことは、まず、スタンダードとアドバンスでは勉強する量が全然違います。スタンダードでは、主に「色」に関する理論が大部分を占めますが、アドバンスでは、色に関するさらに深い理論を学習し、テキストの後半半分は応用編として、ファッション、メイク、プロダクト、建築、プレゼン資料、歴史等、色を活用した各分野の主だったトピックを学びます。読み物としても、実用的な内容が後半は多く、読むだけでも勉強になる内容です。皆さんが活躍する分野でも「色」に関する知識は活用できると思うのでおススメです。
カラーコーディネーター検定試験アドバンスの概要
・出題数:選択式 合計100問の出題
・試験時間:90分
・合格基準:70%の正答率
カラーコーディネーター検定試験アドバンスに合格する最短の独学勉強法
カラーコーディネーター検定試験アドバンスに合格するための勉強法はシンプルです。
まず、ここで紹介するテキストを読み、問題を解く。これを何周も何周もこなします。
テキストは以下の2冊です。(テキストに関しては、スタンダードから最初は入った方がいいので掲載しています。)
カラーコーディネーター検定試験は過去問の問題集がありません。
公式HPより、1回分の練習問題がありますが、テキストの何周もの読み込みと問題を解くことで合格ラインへ到達することができます。
独学の進め方と勉強時間
勉強時間は試験1ヵ月ほど前から全部で30時間ほどかけました。
・最初にスタンダードテキストを読破する。これから学習する内容をざっと理解する。
・次にアドバンステキストを読破する。そして各章末の問題を答えを見ながら、「読む」。
・アドバンステキストを再度最初から2回目読破し、章末問題も解く。
・アドバンステキストを3巡目読破し、章末問題を解く。7割以上は解けるようになっている状態を目指す。
・アドバンステキストを4巡目読破し、各章問題を解く。この頃には、ほぼ解ける状態になってくる。テキストを読む際は、太字のキーワードを、完全に理解し、インプットするように意識する。
・アドバンステキストを5巡目読破し、各章問題を解く。実力テストを解いてみる。目標7割正解。
・公式HPより練習問題を購入したので、やってみる。直前期は、誤答を中心に問題演習するとともに、テキスト全体をいっきに精読します。
・試験前日には、再度テキスト全問こなし、実力テストも再度実施します。この頃には9割正解を目指します。
本番試験内容
2024年度第1回目受験の結果の感触ですが、
解き終わった時の試験問題の傾向として、テキストと同じ問題は少ないです。ほとんど初見の問題形式の問題が多いですが、テキスト精読により内容をきちんと理解していると解けそうな問題が多くあります。
・回答に自信あり66問、勘も含めて正解が怪しい問題34問
→試験結果74点で合格です。
カラーコーディネーター検定試験は過去問問題集がないので、テキストの付属問題だけに頼らざるを得ないですが、全く同じ問題は少ないので、しっかりと精読し、内容を理解して対応する必要があります。
以上が私の独学勉強法です。少しでもお役に立てれば幸いです。