皆さん、こんにちわ。
今回は、私40歳を超えた素人が土地活用プランナー試験に独学で1発合格しましたので、その独学勉強法を紹介します。
実は不動産経営に役立つ土地活用プランナーとは?
今回ご紹介する土地活用プランナーとは、まだまだ知名度の低い資格かと思いますが、特に不動産経営、アパート経営にとってはとても勉強になる資格ですので、ぜひともおすすめしたい資格です。
学習範囲は、前半は基礎知識として、民法や税金、建築設備に関する概要を学びます。
後半は、実際に土地活用のケーススタディとして、アパート建設や事業収支計画の作り方など、不動産経営、アパート経営に関する内容が大部分を占めています。
前半の内容は、宅建や管理業務主任者などを勉強したことがある人にとっては、土地活用プランナーでの学習は概要でダイジェストなので、スムーズに学習が進むと思います。
一方、後半の(テキスト中巻、下巻)内容は、まさに土地活用をアパート経営などのケーススタディーをもとに、事業収支計画を立てていく一連の流れを学習できるので、新鮮であり、まさに不動産経営の予行演習とすることができる内容になっています。
土地活用プランナー試験の概要
- 出題数:マークシート40問
- 試験時間:1時間
- 合格基準:非公開ですが24問/40問(6割)前後で、概ね合格率が7割程度になるよう基準点が設定されています。今後は難化するとも言われています。
- 合格率:概ね7割前後
土地活用プランナーの独学勉強法
まず前提として、私の基礎知識として、5年以上前になりますが、宅建を取得し、その後、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士を取得してきたので、ある程度ベースとなる知識があったことが前提です。
(ちなみに、全く勉強しない状態で、過去問にトライしたところ、21/40点でした)
勉強時間は、試験1ヵ月前から、約25時間程度の独学を経て受験しました。
土地活用プランナーは市販の問題集がないため、土地活用プランナー養成講座テキストのみを購入し、土地活用プランナー公式サイトで公開されている過去問1回分で対策します。
テキストは以下の1択です。
土地活用プランナー公式サイトの過去問は以下です。
さて、ここでいきなりですが、土地活用プランナーの問題集はなく、過去問1回分のみでどうやって勉強したらいいのでしょうか??
はい、まさにここが悩みどころで、資格試験の鉄板である過去問演習をたくさんこなすことができないのです。
ただ、土地活用プランナーは過去問の類似の問題が出ます。
そして、1回分しか公開されていないので、「過去問で」勉強します。
「過去問で」というのは、過去問だけ解いて終わっては、本番は厳しいです。
「過去問の選択肢」を使って、テキストを精読し理解し、インプットできた状況を目指す必要があります。
それでは具体的な独学手順について解説します。
土地活用プランナーの独学手順
それでは具体的な独学手順について解説します。
1.テキストを順番に丁寧に読み込んで理解を深めます。
2.過去問を1回まわす
3.誤答部分を中心にテキストを再度読み込んでいきます
4.過去問を1回まわす
5.過去問の選択肢を1つずつ読み込み、理解ができてない選択肢があれば、テキストに戻り理解を深める。
6.テキストを順番に丁寧に再度読み込んでいきます
7.過去問の選択肢で正確な回答ができなかった問題を再度整理し、記憶に入れる
土地活用プランナー試験の試験結果
以上が、私の実体験に基づいた土地活用プランナー試験の独学勉強法で、2023年度試験の感触では、
・自信のある回答:30問程度
・選択に迷う回答:10問程度
といった結果でした。
問題の傾向は、過去問の類似問題が多かったのですが、過去問だけでなくテキストの精読でテキスト全体の内容を理解しておかないと回答できない問題が多いということです。
結果、2023年度受験の結果、32/40問正解、80点で無事合格でした。
ぜひ皆さまの勉強法の参考になれば幸いです。
いつの日も独学です。