独学ライフ

素人サラリーマンが仕事をしながら様々な資格を取得した独学勉強法、資格の活かし方について解説します。

資格

資格学習の真髄とは

投稿日:2019年3月24日 更新日:

資格の勉強を始める人の動機は人それぞれです。

仕事を始める上で資格が必須条件のため、否が応でも勉強しないといけない人、弁護士や行政書士、宅地取引士、介護士、看護師・・・いわゆる仕業を目指す人達は必要要件として勉強します。

一方で、その資格がなくてもいいが自分が所属する組織で必要とされ、昇進や入学、転職等において、その人の能力の客観的な評価指標の一つとして判断されるために勉強する人。TOEICや簿記などの各種検定もの等がそうです。

資格学習を始めるタイミングは、人それぞれが抱く課題感を克服するための一つの手段として頑張ろう!と思ったときがそうでしょう。

人が本気で課題に向き合うときとは、壁にぶち当たり、危機感を本気で感じたときです。

そんなときに真剣に自分を見つめる力が強い人は、おそらくフリーランスとして戦う人、仕業、起業をしている人だと思われます。それは周囲の「評価」が即自らの仕事の契約数や報酬に目で見てわかる形に直結するからです。

一方で、世に言う会社員となると前者ほど自分を真剣に見つめる力を備えた人はどれほどいるのでしょうか。

直近(2019年2月付)で発表された労働力調査(総務省統計局)によると、日本で2018年平均の役員を除く雇用者(正規、非正規含む)は5596万人いると言われています。

そのような日本の労働力の大半を占める雇用者は、労働基準法で一定のルールにより突然の解雇等から守らています。そのため、前者の人たちほど、普段働いている中で、危機感というものを感じる機会は少なくなりがちです。それは周知の「評価」が自らの仕事に影響はするものの、直結はしないからです。査定で悪い評価だった、その結果ボーナスが減った、昇給しなかった、といったことはあるものの、明日から仕事がなくなった・・・なんてことはめったに起きないからです。

会社員は、日本の雇用制度で安心して働ける、安心して生活設計をすることができる、家庭を築くことができるという大きなメリットを享受しているのです。もっというと保健制度や年金制度も含めて、ぱっと見ただけでは気づきにくい、大きなメリットを会社員は享受しているのです。

そんな恵まれた環境の中でも、仕事や普段の生活を通して、壁にぶち当たった時、何かに疑問を抱いたとき、その抱いた疑問から一歩踏み込んで、これまで自分の知りえなかった世界を知る、知識を得る、得られた知識をより活用してみるとさらに新たな世界が見えてくるときがあります。

疑問は何でもいいんです。例えば、

・営業先で新たに契約することになったが、そもそも契約って何?

・契約書どうやって作るの?何が書いてあるの?

・自分の保険を契約するのに、細かい字でたくさん書かれた約款って何が書いてあるの?

・WiFiフリースポットに接続するときの「利用規約」に同意するって何に同意しているの?

・親族の死別によって相続が生じたけど、どうしたらいいの?

・突然親の不動産の名義を変えないといけないけどどう影響するの?

・分譲マンションを買う?賃貸マンションに住み続ける?

・いくら貯金していけば今後の生活は安心できる?

・素人が資産運用すべきものは?最適な手段とは?

などなど

人生において壁にぶち当たった数だけ、本気で課題を設定し、取り組む力こそ、独学力。

法に守られた雇用環境の中で、一歩抜け出す存在になるには?

自分が生きていく知恵を身につけるには?

その一つの手段として、「体系的に学習し、整理できるもの」が資格学習を通して獲得できる知識であり、ノウハウです。

単なる資格コレクターを超え、見据えている先の世界に違いがあるからこそ取り組む価値があると、そういった価値観のもと、このサイトではご紹介させていただければと思っています。

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