皆さん、こんにちわ。
独学ライフです。
今回は、学生や就活生向けに、就職する前の学生時代に取っていた方がいい資格について解説します。
私、独学ライフは、大学卒業後、いわゆる大手企業に就職して15年が経ちます
15年の会社人生の中で営業や企画業務、新卒性の採用関連の仕事などをやりながら、16のビジネス系資格を主に独学で取得してきました。
さっそくですが、結論としては、
・いわゆる大卒総合職の就職では、資格だけでは判断されない
・ただし、人生で最も時間がある学生時代に取り組んだ方がお得な資格はある
・おすすめな資格3選はTOIEC、FP、宅建
です。
それでは具体的に解説していきます。
大卒総合職の就職に資格があまり有利にならない理由
私、独学ライフは、これまで数々の資格を取得してスキルアップを継続する人生を送りましょう!と提唱しているのですが、
「資格は有利にならない!?」
とは何事かと。
はい、これ総合職の採用の立場から言うと、
「資格があるから採用しよう!」
とは残念ながらなりません。
新卒の学生が就活で見られるポイントは、あくまで
「将来的にこの会社で育ってくれて活躍してくれる人材になるポテンシャルがあるか」
です。
多くの資格学習は短期間で集中して学習して成果を上げるものなので、資格を1つ取得したところで、
「この人はポテンシャルが高い!」
とは決してなりません。
もっというと、会社によっては仕事に必要な資格がある場合は、会社の制度として、奨励金を設置するなど、資格取得支援をする仕組みを用意しております。
つまり、入社してからでも、十分に取得できるようになっています。
資格が就職時に有利になるケース
ただし、上記はいわゆる大卒総合職あるいは一般職をはじめとした専門職でない場合のケースです。
会社や就職先の部署の分野によっては、就職の条件として明確に資格があった方がいい、と明示している会社や部署が多いのも確かです。例えば、
・業務上英語を使う、昇進条件としてTOEICスコアがある会社
・業務上即戦力となる資格(宅建、電気工事士など)が必要とされる会社
など、こういった職種への就職の場合は、資格を持っていることが有利に働く場合は十分にあります。
資格は取るべき時期がある
これまで16のビジネス系資格を仕事をしながら取得してきた経験から言えることは、資格は、
「現状または、次のステップの仕事上のスキルの1つとしてもっと向上させたい!」
と自分で問題意識を持って取り組む時が、最も効率よく身に付くときです。
仕事をしながら資格の勉強をすることは、とても大変です。
ですが、このサイトでも仕事をしながら様々な資格の勉強法を紹介しているように、仕事をしながら取り組んで取得していく方が効率のいいやり方なのです。
学生時代に取り組んだ方がお得な資格
それでは、学生時代には資格は不要か?
と、言われると、結論として取っていた方が、後々のことを考えるとお得な資格があります。
時間も猶予もある学生時代からこそ、取るべき資格を以下の4つの観点から解説します。
仕事をやらなくても内容をイメージしやすい資格
学習する資格の内容が、仕事をしていないと実務のイメージが全く検討つかなくて、理解をしづらいような資格は向きません。
勉強をしていても、いっこうに頭に入ってきません。
学生でも十分に理解できやすい資格であることが1つ目の観点です。
自分のプライベートに役に立つ資格
仕事上だけでなく、社会人になるとプライベート環境も学生時代は大きく変わってきます。
暮らしや、お金や、住まいなど、仕事以外の過ごす時間で役に立つ知識は、この学生時代に身に付けておいた方が有利に働きます。
長時間を要する資格
学生の最大の強みは時間があることです。
私の場合、資格学習は社会人になってから始めたのですが、社会人は仕事をしながら取り組むことになるので、時間がありません。
隙間時間をやりくりして、仕事をしながらでも取得する勉強法をこのサイトでも紹介しておりますが、じっくり構えて勉強できる学生時代には時間を要する資格にチャレンジできる最大の機会です。
将来ダブルライセンスにチャレンジしやすい
4つめのポイントで、これは将来的に重要なポイントです。
資格は1つ取るとそれで終わり!とはなりません。
社会で仕事をするようになると、自分の置かれた環境で1つのスキルを身に付けた後、また仕事が変わり、新しいスキルが必要になる機会に直面し、そのスキルを身につける。
仕事人生はこれの繰り返しです。
この仕事人生における場面、場面で必要なスキルに見合った資格があります。
資格を1つ取ると、そこから次のステップへ派生しやすい資格を最初に取得していくと、その後の資格プランがスムーズに立てられます。
そんな資格を早めにとっておくと、スキルアップ計画を早期から立てやすくなります。
学生時代に取るとお得な資格3選
TOEIC
これは言うまでもないです。
あらゆるシーンでTOEICスコアはないより、あった方がいいです。
さらにTOEICスコアを上げると、副次的な効果として英会話力を磨きやすくなります。
TOEICはコツコツ反復練習をこなすため、一定の時期が必要です。
実際、私は仕事をしながらTOEIC学習をやりましたが、
「わりと鋼の心でやり続けないといけない時期を一定期間を過ごさないといけません。」
スコアが伸びるまで時間がかかるからです。
たっぷり時間のある学生時代にこそ、この期間をやってTOEICスコアを上げていれば理想です。
英語と無縁な仕事をしながら6カ月でTOEIC800点を達成した独学勉強法
社会人はTOEIC学習後にオンライン英会話を始めた方が効率がいい理由
FP3級、FP2級
FPは仕事で関わらなくても、普段の暮らしの中でも、知っておくべき知識を学ぶ資格です。
FPで学ぶことはざっくりと、
・ライフプランニングと資金計画(社会保険や年金、人生に係るお金を学ぶ)
・リスク管理(生命保険などでどうリスクヘッジするか学ぶ)
・金融資産運用(様々な投資をするための方法を学ぶ)
・タックスプランニング(所得税や住民税といった税金を学ぶ)
・不動産(不動産の取引などを学ぶ)
・相続・事業承継(相続や贈与などを学ぶ)
といったことを学びます。
まずは3級からトライしましょう。
時間のある学生は、ぜひとも2級もチャレンジできればお得な資格として後々使えます。
ファイナンシャルプランナー(FP 2級:AFP)を独学で取得した勉強法
宅建(宅地建物取引士)
宅建は、不動産業界に就職を希望なら、あった方がいいのは言うまでもないですが、そうでない人にも、学生時代の時間のある時にやった方がいい資格です。
宅建で学ぶ内容は幅広く、民法のような法律や、不動産に関する法律、税金などを総合的に学びます。
法律の基本的な考え方は、どの業界に行っても社会人になると身に付けた方が知識です。
また人生において、住居コストは最大のコストです。
家を買う、借りる、そういったシーンで持っておいた方がお得になる知識を学ぶことができます。
素人サラーリマンが仕事をしながら3カ月で宅建に合格した効率的な勉強法
以上が学生時代に取るとお得な資格の解説でした。
時間のあるときにこそ、ぜひともチャレンジしてみましょう!