皆さん、こんにちわ。
今回は、30代半ばから始める資格学習法について記載します。
資格学習と言えば、難しい、続かない、問題演習をするのが面倒くさい・・・とハードルは高いと思われがち。
しかも、吸収力のいいと言われている20代ではなく、30代!?
記憶力は衰えているし、仕事も忙しいし、学生時代以来10年ぶりの勉強なんて頭に入らない~~と思っている大半の皆さま!
30代だからこそ、資格学習が有効なのです!
サラリーマンの30代とは、仕事にシャカリキな20代と違って、20代の実務経験を活かし、少し俯瞰して物事を見れるようになる、マネジメント的な視点で仕事に取り組む、実務のリーダー的存在として部門やチームを仕切る・・・・まさに働き盛りで会社に人生時間を注いでることでしょう。
そこで今回は、
☑そんな30代サラリーマンが資格を取る意義とは?
☑さらに30代サラリーマンが資格学習が最適である理由とは?
こちらについて解説したいと思います。
30代サラリーマンが資格学習する意義
30代半ばまで、サラリーマン人生、法人相手にITシステムの営業を中心に仕事をやってきた私のケースを紹介します。
法人相手に営業をする上では、実にいろんな仕事をこなします。
お客様探し(飛び込み営業)、お客様アポ後の提案営業、価格・条件交渉、クロージング、お客様の信用調査、契約業務。
受注したらしたで、ITシステムを納品に向けて、導入計画の策定、導入に向けて関連業者の調整、工程管理、そして納品、請求業務・・・。
納品したらしたで、納品後の運用保守、トラブル対応。
また、全体を俯瞰し、市場分析、マーケティング、事業計画・・・と実に「営業」と一口に取っても多くの仕事があります。
IT系というと、入社したての数年間はシャカリキに仕事をこなし、IT知識を補うべくIT系の資格を当初はいくつか取ったものの、入社3年目以降は、まったく資格から遠ざかっておりました。
そして30代に入ると、幅広い仕事を経験し、自分のできる領域も広がり、それなりに実務に対処できるような状態になってきました。
さて、ここで営業の醍醐味について考えてみたいと思います。
営業の醍醐味とは?
そう、やっぱり受注できた瞬間ではないでしょうか。
苦労して開拓して、お客様と何度も折衝し、価格・条件交渉し、受注できた日には、アフター5は飲み屋にパーッと繰り出したもんです。
ここで着目したい点としては、受注するとお客様と契約を締結することです。
たいていの場合、契約書は会社の雛形があるのではないでしょうか?
この雛形契約書を使ってお客様と契約締結するわけですが、お客様や案件ごとに多少のカスタマイズをするはずです。
そんな時にどのようにカスタマイズすればよいのか法務的に確認したい場合、会社の法務担当の人と相談した経験はないでしょうか。
はい、この難解な契約書を法務担当のかたーい(すみません、偏見)担当者へ丸投げ~~~とよくしたもんでした・・・笑。
こんな時に、営業実務経験はあるが、実際に契約となると、多少なりとも契約に関する知識があれば、もう少しスムーズに仕事を流せたのかな~~っと思ったりしたものです。
30代サラリーマンこそ、実務経験をさらに飛躍させるために、さらに業務における知識を体系的に整理する、そういったフェーズに資格学習は最適なのです。
この私のケースで言うと、ビジネス実務法務検定を学ぶことで、契約に関わる民法や商法の基本的な知識を習得するきっかけとなりました。
30代が資格学習に最適な理由①本業で身に付けたマネジメント力を活かす
ここでは、30代サラリーマンが資格学習を行うのに最適な2つの理由について解説します。まず1つ目です。
30代サラリーマンとは、業務をある程度理解し、回せるようになっている立場から、業務知識を体系的に整理する意味で、30代が資格学習に取り組むのに最適な話をしてきました。
といっても、20代と異なり、今から勉強するのは厳しいよぉぉ・・・・と不安に思っているあなた!
安心してください!
勉強=学生のときのような受験勉強と思っていませんか?
30代の資格学習は異なります。
なぜでしょうか?
学生と30代サラリーマン。
何が決定的に違うのか?
はい、業務経験です。
社会に出て仕事を始めると、仕事を回すには無駄な仕事は排除、効率性を追求します。
そして自身の仕事をマネジメントします。
その思考が身についていることが最も大きなポイントです。
学生時代、勉強が苦手なあなたでも、社会人になって仕事をこなし、自然とマネジメント力は身についているはずです。
実は、資格学習も合格に向けて、勉強教材の選定、勉強計画の作成、勉強の実施とスケジュール管理、問題集を使った知識の定着化の確認、合格レベルに達するまでの反復演習。
これらの作業を仕事と同じようにマネジメントするのです。
学生時代勉強が苦手でも、社会人で仕事を経験した後、身に付けたマネジメント力を使うと、意外と勉強に取り組むことができます。
30代が資格学習に最適な理由②実務経験からの派生
私の例のように、営業経験から契約実務はしていたのですが、契約知識、法律の知識を全く勉強したことはありませんでした。
しかし、実務で少しでも目に触れるシーンがあったからこそ、テキストで勉強を進めていくにあたり、利用シーンが少しでも目に浮かび、理解するモチベーションを高めてくれます。
こういったモチベーションは、いろんな業務経験をこなしてきた、まさに30代が最適なのです。
30代から資格学習を始めるメリット~脳の活性化~
久しぶりに勉強を始める方、学生以来に勉強を始める方、独学層は人それぞれですが、資格学習を通して、これまで仕事の実務を通した身に付けてきた業務知識が体系的に整理されていくことに楽しみを覚えます。
資格学習を通してテキストを読むフェーズではそのような感覚を抱きます。
一方、資格学習はテキストを読むだけでは合格しません。
過去問題集を繰り返しこなさなければならないからです。
最初は、大変労力のいる作業ですが、何回もこなしていき、解けるようになってくると、問題を解ける達成感を味わうことになります。
これは、問題に挑み、考え、暗記をし、問題を解けるようになる・・このサイクルを繰り返すことで、学生時代以来の、テキスト事項のインプット⇒問題集でアウトプットの繰り返しを行うことになるのです。
この作業は、30代半ばを過ぎても十分に実現でき、仕事中では使わなかった頭の使い方をするので、脳が活性化します。
初心者におススメなビジネス系資格5選
それでは、ここではサラリーマンが仕事をしながら取得するのにおススメな資格を紹介します。
新型コロナ自粛モードをどう過ごす? 資格学習のススメ
30代半ばから様々な資格を取得
30代半ばから実際、私を実例に様々なビジネス系を資格を取得してきました。
・34歳:不動産業界でない素人が仕事をしながら宅建を取得
・34歳:宅建取得後、独学でFP2級を独学で取得
・35歳:世界遺産検定2級を独学で取得
・37歳:TOEIC400点台から独学で800点を突破
・38歳:ビジネス実務法務検定2級を独学で取得
・38歳:賃貸不動産経営管理士を独学で取得
・38歳:管理業務主任者を独学で取得
・39歳:SEO検定1級を独学で取得
・39歳:ビジネス会計検定2級を独学で取得
ぜひとも、30代サラリーマンの皆さん!
まだまだ頭は使えば使うほど活性化します。
資格も1つ取得すれば、資格学習に頭が慣れ、次の資格学習も着手しやすくなります。
これは20代半ばから30代前半まで全く資格学習をせず、30代半ばからいきなり勉強をはじめて数々の資格を取得してきた経験から間違いなく言えることです。
ぜひとも参考にして頂ければ幸いです。