独学ライフ

素人サラリーマンが仕事をしながら様々な資格を取得した独学勉強法、資格の活かし方について解説します。

資格

今だからこそ必要な独学力とは?

投稿日:2020年5月15日 更新日:

皆さん、こんにちわ。

独学ライフです。

この自粛期間。

自宅にいる期間、みなさん何をしていますか?

この自粛期間こそ、まさに打ってつけなこと。

それは「勉強」を「独学」して、これからの自分の人生の可能性を広げることです。

逆に、こういうときにしか、自宅でゆっくりと勉強する機会ってなかなかないのではないでしょうか?

総務省の社会生活基本調査によると、なんと日本人就業者の学習・自己啓発のための時間は1日6分ということが明らかになっています。

たったの6分!!!

そうです。

それだけ社会に出ると皆さん、勉強していないんです。

でも、逆に言うと、

「勉強した分、突き抜けます」

ということで、今回は、

「自分の人生を広げるための勉強をいかにして独学するか?」

「独学する上での秘訣とは?」

について解説していきます。

独学ライフ
独学ライフ
今回は資格学習に独学で取り組むための重要な要素について解説していくよ!

何を独学するか?

自分にとって次のステップに必要なスキルを把握する

皆さんが従事しているお仕事、学生であれば今後の希望する就職先でどんなスキルが必要になるのか、これらをまず把握することからスタートです。

手っ取り早いのは、書店に行ってビジネス書や関連するスキルが学べる本を読み漁る。

書店に行くと、「ロジカルシンキング」とか、「●●力」とか、「●●思考法」とか・・・。

実にたくさんのビジネススキルに関する書籍があります。

私自身も、これまでビジネス書は1000冊以上読んできました。

これもひとつの勉強です。

これでも十分、今までやってなかったことに比べれば、勉強になります。

でも、ビジネス書を読むって、普段仕事をしていても、通勤電車や休みの日でもサクッと簡単にできるものです。

せっかく、このまとまった時間がとれる時期にこそ、最適なこと。

それが「資格学習」です。

資格はある程度まとまった時間でぎゅーっと濃縮して勉強するのが効率がよく、明確に一定期間に取り組んで成果を出せたものとして、満足感も大きいです。

もちろん知識も増えます。

でも、自宅にいて一人で資格の勉強を進めるには、その前提として「独学力」がいります。

 

独学力とは?

独学力って明確に定義された言葉では実はないのです。

私、独学ライフがこれまで仕事をしながら様々なビジネス系資格を主に独学で取得してきた経験から、今回は、1人で勉強し資格試験に合格して見事資格を勝ち取るのに必要な「独学力」について解説していきます。

まず、はじめに「独学力」とは、「独りで学ぶ力」です。

これ、実は結構大事なスキルの一つなんです。

よく、コミュニケーションスキルとか、ITプログラミングスキルとか、経営マネジメントスキルとか、ビジネススキルって色々あるんですが、その根底として大切なのが「独学力」つまり「独学するスキル」です。

 

独学力に必要な要素

私、独学ライフのこれまでの様々なビジネス系資格を取得してきた経験から言うと、独学力は以下に分解できます。

独学力=「目標設定力」×「継続力」×「飛躍までの忍耐力」

それでは、具体的に解説します。

 

目標設定力

まず初めに、目標を設定することが最重要です。

仕事も「段取り8割」とよく聞く言葉がありますが、資格学習も勉強も同様です。

はじめに、きちっとした、そして適切な目標を設定することが、やみくもに勉強する前の、最重要ポイントです。

それでは、この目標設定力について具体的に解説します。

適切な目標を定めること

例えば、自分が社会人になった場合で企業の取引先へ営業を仕掛ける営業マンになったとしましょう。

これまで資格学習経験はほぼ無しです。

こういった人が、例えば難関資格の弁護士、司法書士、行政書士!!といったピカピカ難関資格を目指すのは、よっぽどその道を考えている人以外、狙うことは適切ではありません。

これから就職した会社の営業マンとして営業力をまず磨こう!というフェーズでは、そのフェーズに適した資格があります。

例えば、取引先の財務状況を簡単に見れるようになるためには「ビジネス会計検定」があります。

取引先と契約書を結ぶ際に必要となる簡単な契約知識を学ぶためには「ビジネス実務法務検定」があります。

今の自分の置かれた状態で、自分の仕事力を上げていくために補完するスキルとして学ぶべき知識、スキル、そういったものに適した資格をきちんと選び、勉強していく。

これが社会人、サラリーマンが仕事をしながら資格学習を通してスキルを上げていく効率的な学習スタイルです。

サラリーマンにおススメするビジネス系資格は以下をご覧ください。

新型コロナ自粛モードをどう過ごす? 社会人におすすめの資格学習

 

今の自分を適切に把握すること

適切な目標を定めたら、次にすることは、今の自分のレベルを把握することです。

今までに、次に目指す資格の前提となるスキルを勉強したことがあるか、全くの素人か、この今の状態を把握することです。

ではどうやって把握するか?

一つは、この独学ライフで解説している資格情報を参考にして頂く。

あるいは、書店に行って、自分が取ろうとする資格のテキストをどれでもいいのでざっと立ち読みしてみる。

見極めポイントは、

「立ち読みした時点で、やる気が湧くか、やる気をなくすか」

この2択です。

やる気が湧けば、次へ進みましょう。

やる気がなくせば、その資格は今の自分には不適だったということです。

 

試験までの勉強時間を把握すること

社会人なら当たり前のことですが、仕事をする上で何事も最初に目標とする納期、期限があります。

プレゼン資料の提出期限、お客様への見積提示の期限、商品を納品する期限・・・。

この期限から逆算して、それまでに何をいつまでにすればよいのかスケジュールを立てて仕事をこなしていきます。

これは資格学習においても同様です。

試験日から遡って、今からその資格に必要な勉強時間を確保して、勉強計画を立てます。

いつまでに、どこの章まで終わらせて、問題集をいつから始めて、何回こなすか。

では、その資格に必要な勉強時間ってどうやって把握するのか?

この独学ライフのサイトでもこれまで取得してきた資格の独学での勉強時間を紹介しておりますが、いろんな資格の合格体験記などが目安になります

ただ、合格体験記も、書く人の最初のレベルが人によって全然違うので、

「書いている人の前提のレベル」をきちんと読み取ることがポイントです。

細かい勉強計画を立てること

目標を設定し、自分の現状レベルを把握し、勉強時間を把握したら、次は、具体的な勉強計画を立てることです。

トータル勉強時間を算出したら、今の仕事の状態を見極めながら、平日●時間、休日●時間といったように時間をまず割り振ります。

そして、テキスト、問題集それぞれ章レベル、あるいはページ数レベルで、今日は●章、今日は〇ページまで、という風に、細かく割り振っていきます。

そして、問題集は少なくとも何周すべきか把握した上で、1周目はいつまでに終わらせる、2週目は、3週目は、、、、というように、スケジュールに落としていきます。

この際、仕事の忙しさや疲れもあるので、予備日は必ず設けた上で、無理のないスケジューリングをすることです。

 

継続力

目標が適切に設定でき、計画を立てたら、いよいよ勉強開始です。

試験日までに長い期間、勉強を続ける日々が始まります。

ここでは、試験日まで勉強を続ける上で大切な「継続力」について解説します。

試験日まで、

「勉強は、ただただ継続することが大事~~」

とよく精神論で言われますが、この継続力も具体的にポイントがありますので解説します。

 

勉強は短時間で細切れに行う

私、独学ライフは、これまで様々なビジネス系資格を勉強してきた経験から、

「人間の本当の集中力は短い」

です。

机に向かうものの、本当に脳に集中してインプットできる時間は、そう長くはないです。

経験上、30分~45分くらいの集中が限度です。

それ以上、ずーっと机に向かっていても、100%の状態で頭には入っていません。

ではどうやって勉強するか?

と言いますと、

45分勉強→10分息抜き→45分勉強→10分息抜き・・・・

といった流れで、1時間未満の時間帯で必ず休憩を入れて、短時間の集中力できる時間を多く確保することです。

 

毎日ルーチンワーク化する

資格学習を始めるまでは、まとまって勉強する機会なんて学生の時以来かもしれません。

日々、仕事に追われ、「ああ~~今日はできなかった~~~」とならないように、毎日、少しでもいいので、この勉強する時間を当たり前に確保することです。

10分でもいいです。

通勤時間だけでもいいです。

毎日少しでも確保して、「勉強を進めないと落ち着かない!」という状態まで持って行ってください。

「勉強を習慣化する」ことが継続には大切です。

 

中間目標を定めてモチベーションを維持する

勉強を始めて、モチベーションが落ちるときってどんなときでしょうか?

それは、結果が出ないときです。

例えば、英語のTOEIC試験で私の場合、最初は400点台でした。

こんな私がいきなり800点以上を目指す!と、はりきって取り組むとほぼ失敗します。

800点なんていきなり取れないからです。

800点を目指すには、中間目標として、まず600点を目指す。

そして600点を達成したら、モチベーションは上がります。

次は800点目指そう!となります。

資格学習は1発で目標達成するための目標を作らないことが大切です。

1発合否の資格でも、「学習して〇ヵ月目は、勉強した〇〇の分野ではほぼ満点目指す!」

「●●の分野はまだ未着手なので、点がとれてなくても安心する、次の●ヵ月目から学習すればいい!」

といったように、細かい目標を定めて、目標を達成し、次の目標に向けた学習モチベーションを維持することです。

 

飛躍までの忍耐力

目標を設定し、勉強を継続し、最後に必要なのは「飛躍までの忍耐力」です。

人は訓練をし、成長するとき、必ず伸び悩みます。

これは万物共通です。

例えば、自転車をコマ付きからコマ無しに乗れるようになった瞬間のことって覚えてます?

最初は、親の補助がないとなかなかコマ無しで自転車は乗れません。

ふらふらと、何回も何回も失敗して、それを繰り返し練習すると、ある時、突然、1人で乗れた!

という瞬間が来ます。

これは私の資格学習経験でも同じです。

例えば、TOEICではなかなかリスニングが聞き取れません。

しかし、この独学ライフのサイトでも掲載している地道な練習を繰り返した結果、ある日突然!スラスラと聞き取れるようになります。

不動産人気資格の宅建もそうです。

途中、模擬試験で全然結果が悪くても、問題練習を継続し続けると、最後にグンっと点数がいっきに伸びるときが来ます。

この「グン!」と伸びる瞬間まで頑張れるか、どうかなのです。

この瞬間があることを知っておくだけでも全然違います。

やみくもにもがいて勉強するよりも、

「飛躍の時が来るまで、頑張ればいいのだな!」

と思って勉強を続けるのとでは、全然気持ちが違います。

 

仲間を作る

最後に、独学は基本的に1人で行なうものです。

孤独との戦いです。

こんな時に同士がいれば、心強くなります。

一緒に頑張っている仲間がいるということは、とても心強いです。

といっても、友達で同じ資格を目指している人なんていないよ~という方がほとんどです。

そんなときは、ツイッターの活用です。

同じく勉強に励むアカウントがたくさんいます。

そういった人たちをフォローしましょう。

毎日、同じ同士がつぶやく。そして自分もつぶやき、誰かがそれを見て、たまにはリプライしてくれる。

このツイッターの勉強アカウントに毎日励まされ、自分のやる気をさらに燃やしてくれます。

決して、1人ではないのです!!

 

以上、今回は、独学力を作る3つの力「目標設定力×継続力×飛躍までの忍耐力」について具体的に解説してきました。

気づいた人から飛躍のチャンスです。

この独学ライフのサイトでも、様々な資格の勉強法を掲載しておりますので、ぜひともご参考にして頂ければ幸いです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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