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2,900万人の会社員の皆さん、医療保険、本当に必要ですか? ~父の癌による闘病生活の実体験から検証してみた~

投稿日:2019年6月5日 更新日:

素人が独学で取得したFPを活用したお金(保険)の話です。

会社員の皆さま!、医療保険に入っている方!

それって本当に必要でしょうか??

昨今、保険といえば、生命保険や医療保険やいろんな商品が出回っています。

まず、ざっくりと、

・死亡した時の保障:生命保険

・病気やケガをした時の保障:医療保険

と分けてみたときに、生命保険の中に医療特約として医療保険機能が付加された保険も存在したりしますが、今回はわかりやすく単純に「医療保険」の話をします。

医療保険は「病気やケガ」をしたときの、治療代、入院代、特に癌といった大病の治療費がいきなり必要になったときに、少しでも負担を緩和しようと、日頃からコツコツと支払う保険です。(癌の場合、がん保険と呼んだりします。)

ここでは、私の実体験を踏まえた保険の必要性について検証を記載します。

父の癌による闘病生活

若くして死別した父は癌によるものでした。

癌と判明してから1年ほど闘病生活を送った末のご臨終でした。

当時、癌で闘病生活に入るため、父は当時の仕事であったアルバイトを辞め、所得がゼロになり、私、サラリーマンの健康保険の扶養に入りました。

癌の闘病生活は多額の費用がかかると言われています。

ただでさえ、金欠生活な上(前回お送りした話)、もちろん医療保険なんて何も入っていません!

これまた、火の車生活が始まるのか・・・・

と癌の悲しみと費用の悲壮感が入り混じる日々・・・。

だが、なんと!金銭面は格安で済んだのです!

それは、健康保険組合(組合健保)からの「付加給付」という制度があったのです!

それでは、具体的に記載してきましょう。

組合健保とは

まず、私が会社で加入している健康保険とは、「組合健保」といわれるもので、常時700人以上の従業員が働いている企業が、自前で健保組合を設立したものです。700人以上の会社なのである程度規模のある会社員が対象となります。およそ2900万人が加入しています。

(詳細:厚生労働省HPより)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/iryouhoken01/index.html

高額医療制度

次に、知っておきたいこととして、医療費がいくらかかっても、健康保険の対象であれば、月々の自己負担額には限度があるんです。これは高額医療制度といわれるものです。

その人の給与の額によってこの限度額は変わってくるのですが、

例えば、

毎月の標準報酬月額が28万~50万円の人であれば、

月の自己負担限度額は、80,100+(医療費-267,0001%です。

1ヵ月の医療費が30万円かかったとしても、自己負担は、8万弱です。

この高額医療制度があるので、一定の額以上の医療費はかかりません。

健保組合の「付加給付」制度

高額医療制度に加えて、組合健保に加入している2900万人の方々は、加入している会社にもよりますが、さらに充実した制度があります。

それが「付加給付」。

簡単にいうと、限度額のバーがもっと低く、会社が負担してくれる制度があるんです。

例えば、トヨタ自動車健康保険組合の場合、

毎月、2万円を超える自己負担金額は、超えた分は後ほど全額キャッシュバックされるという仕組みです。

(参照 トヨタ自動車健康保険組合HP)

https://www.toyotakenpo.jp/provision/medical_benefit/high_medica_treatment/

この2万円という設定が会社によって異なってきます。

この制度がまさに強力です!

どれだけ医療費を自己負担しても、月2万円以上は全てキャッシュバックされるんです!

私の実体験から保険の必要性について検証

父の闘病生活は1年、毎月医療費が8万円弱かかりました。

やはり、癌治療は金がかかります。。。

高額医療制度の限度額を超えるか超えないかのラインです。

組合健保の付加給付制度では、月25,000円が自己負担の限度額でした。

つまり、

当初想定医療費用:8万円×12ヵ月=96万円

実質自己負担費用:2.5万円×12カ月=30万円

差は歴然です!

がん保険との検証

ここでがん保険に加入していた場合の費用と比較します。

アフラックがん保険ベースプランを例に検証します。

https://www.aflac.co.jp/gan/days1/detail.html

月々の支払い2500円/月→3万円/年。

10年間支払い:30万円、20年間支払い:60万円

つまり、癌で1年間闘病生活を送った場合の組合健保での自己負担分は、がん保険10年間分の支払いとなります。10年以内に癌になれば、がん保険での出費の方が少ないかもしれませんが、長寿化している昨今、10年以上先の話は十分にあり得ます。

 

以上、今回は、まずは自分が加入している健康保険の制度をよく知っておくことで、自分の場合の医療費の自己負担額はいくらなのか、それに応じて民間の医療保険にどのくらい備えておく必要があるのか、ないのか検討していくことが大切です。

無駄な出費を削り、賢く生きていきましょう!

お金の勉強に役立つ資格学習はFP

はい、ここまでは保険の考え方について解説してきました。人生においては、保険だけでなく、お金にまつわる話、年金、退職金、人生計画(ライフプラン)における投資額、といった人生設計において必要な知識を体系的に学習するなら、資格FP(ファイナンシャルプランナー)の学習を通して身に付けることができます。これからの時代、FPの知識は誰しもが身に付けるべき知識であり、この独学ライフでもFPの独学勉強法について解説しておりますので、ぜひともご参考頂ければ幸いです。

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