皆さん、こんにちわ。
師走が近づいてきましたね!
12月と言えば、年末ジャンボ!
運に身を任せ、今年も夢を買う人、多いんじゃないでしょうかね~。
さて、この「運」。
「『運』は上げることができるんです。」
とここで終わるとただ怪しいだけの話ですが、「運」というものは確率的に上げることができます。
今回は、「運」を味方につける方法について論理的に解説していきます。
「運」は「自分が望む方向へ進める確率」
「運」とは、「自分が望む方向へ進む確率」ということです。
これはどういうことか解説します。
私の知っている人でこんな人がいます。
「私、運いい気がするの~♪」と明るく楽しそうに話す女の子でした。
たいていの人の反応は
「へ~いいね~~」
「おっ、めっちゃポジティブ~」
と話は終わるところです。
でも、これには論理的な背景があります。
この子は、普段、誰に対しても
- いつも人と話すときは笑顔
- いつも愛嬌満点
- どんなときも相手の話をよく聞いて、常に相手が前向きになる応答をしている
- この子自身の発言がいつも前向きである
こういう姿勢で普段人と接し続けていると、必然的に彼女と話す人は、みんな気持ちいい気分になります。周りの人にそれがインプットされます。
その積み重ねで、
「いつも話していて、気持ちいい気分になるから、次会うときはお菓子でも買っていこうかな」
「あ、あの子なら今度別の人にも紹介してあげようかな」
「あの子ならお仕事お願いしてみようかな」
というように、周りの人の心にいい印象をインプットし続けることで、その子にとって思ってもみなかったギフトをもらったり、新しい人を紹介されたり、イベントに招待されたり、仕事をもらったり・・・と、「運」がいいことが次々と起こっていました。
つまり、「普段の行いの積み重ね」が周囲の人たちを動かしていたのでした。
自分が望む方向、ここでは、彼女はいろんな人と出会い、いろんな仕事を広げ、活躍したいという潜在的な思いが引き起こしていた現象なのです。
男性の場合もそうです。
例えば、サッカーで試合に出たければ、練習してうまくなければ出れません。
試合に出る力をつけるには、試合で戦える力を身に付けなければなりません。
シュート、トラップ、ドリブル、走力、筋力・・・。
試合に出るにはいろんなスキルを上げる必要があります。
それには、個々のスキルを上げるための練習を繰り返し、スキルを上げる努力をします。
個のスキルが上がってくれば、次はチームとして機能するよう、チーム連携プレーを身に付けるために、練習します。
そうしていくうちに、試合の1プレーヤーとして、試合に出れるだけのスキルが身についたときには、
監督から試合メンバーに呼ばれる日が来るでしょう。
そして試合で活躍し続けると、強豪チームのスカウトからの目にとまり、スカウトされ、そこでも活躍すると、プロからの目にもとまり・・・と、繰り返すといつかワールドクラスの選手となっていきます。
この継続的な愚直な努力の賜物が運をつかむことになります。
あの、本田圭佑さんもよく言ってますよね。「努力して失敗を重ねろ!それでも努力しろ!」と
サラリーマンの皆さんはどうでしょう?
これからの時代、ただ会社の仕事をしているだけでは不安定な時代となりました。
また、給与の上昇曲線もだんだんと望めない時代となりました。
社会人になっても、常に自分のスキルを上げ続けないと、未来は切り開くことはできません。
スキル向上に向けては、社会人になっても勉強を継続することが必要です。
そして、この勉強の継続が「運」を味方にすることができるのです。
なぜ勉強すると「運」を見方につけることができるのか
1.知識資産を増やすこと
それでは、「運」を見方につける勉強について解説します。
まず、自分のスキルを上げるためには、何でもいいですが、常に勉強し続けることが大切であることは言うまでもありません。
例えば、サラリーマンの場合、会社員と働くには会社の仕組みや仕事で必要なスキルは自分で磨いていかなければなりません。
例えば、今仕事で、会計の知識がない、法律の知識がない・・・と感じている場合、とにかく、会計や法律に関する書籍を読みまくるのも一つの手です。
また、体系的に学ぶことができる手段として「資格」を利用するのも一つの手です。
例えば、会計であれば、簿記やビジネス会計検定、法律であれば、ビジネス実務法務検定や宅建。
「資格」を通して勉強するメリットは、取れた時の喜びがモチベーションアップになることです。
これは難しい資格でなくてもいいんです。
少し専門的な話になりますが、「マズロー」という心理学者が「人の欲求は5段階ある」という理論を提唱しています。
その1つに「承認欲求」というものがあります。
人は誰かに認められたいのです。
認められることで、人のモチベーションはさらに上がるのです。
「資格」はまさにこの「承認欲求」を満たすものです。
「資格」を取ることで、人のモチベーションがあるのです。
「資格」に意味があるのか、ないのか、このような議論はよく見かけますね。でもこれって不毛な議論です。
なぜなら、資格に対する周囲の評価は、その人がいる環境によって変わるからです。
簡単にいうと、
- 銀行や証券、保険会社で働いているFPをとって当たり前
- 不動産会社で働いているなら宅建をとって当たり前
- 金融でも不動産でも会社で、FPや宅建をとると、その環境では希少価値な存在です。サラリーマンスキルとして資格を利用するのです。
こちらの解説はコチラ⇒ダブルライセンスによる個人ブランディング化
資格を通して勉強して、取得すると、モチベーションが急激に増加し、また他の資格も取ってみようかな~という気分まで高まります。
このように、資格や書籍を通して、コツコツと知識を蓄積していく=知識資産を増やしていくことになります。
2.アンテナが高くなり、掴めるチャンスが広がります。
知識資産が増えてくると、勉強した分野に関するアンテナが急激に高まります。
例えば、今まで見向きもしなかったニュース、本屋の新書コーナー、電車の中づり広告、ネット記事。あらゆるメディアで勉強したことのある分野については目に留まるようになります。
知識資産を積み上げるほど、いろんなことに目に留まるようになるのです。
そして自分の守備範囲がだんだんと広がっていくことを実感します。
そうすると、自分からいろんな情報にアクセスできるようになります。
また、逆に周囲から自分へアクセスしてくるようになります。
例えば会社で資格を取ると、その会社では相談役というポジションを確立できます。
そうすると、それがきっかで新たな仕事やチャンスをつかむことができるようになります。
その中には、当初自分が思ってもいなかった依頼や機会を得ることができるようになりす。
その積み重ねが、「運」を引き寄せ、「運」を味方につけるようになるのです。
「運」は、「自分が進みたい方向の確率」であり、「運」を味方にするには、
- 勉強を継続し、知識資産を積み上げること
- 知識資産を積み上げアンテナを高く広くすること
- そのアンテナで掴めるチャンスを広げること
これは愚直な努力の賜物です。
そして、「運」を少しでも味方にできる確率を上げ、自分が進みたい方向の確率を上げていくこと。
それにより、未来は開けます。
年末ジャンボが当たる確率を上げるための努力の仕方は、ちょっと見つからないかな・・・(笑)。