「人の話を聞いていない!」と怒られるあなた
皆さん、こんにちわ。
壁にぶち当たった数だけ、本気で課題を設定し、取り組む力こそ、独学力。
このサイトでメインで掲載させて頂いている資格の勉強法は、いわば己との戦いです。独学での勉強法をこのサイトでは提唱しながら、独学ではなかなか向上させることが難しいスキルが、コミュニケーションスキルこと、「会話力」です。それは「対 人」であるスキルであるがゆえに、人からのフィードバックを得ないと、「自分の努力が正しい方向に向かった努力なのかがわからない」からです。例えば、コミニュケーションで必要なスキルとして、「傾聴力」と呼ばれるスキルがあります。ビジネス書コーナーに行くと傾聴力というキーワードの本が何冊も積んであるのを見ると、今の流行り?と思ってしまいます。ちなみに傾聴力とは、「ただ相手の話を聞くのではなく、相手を深く理解し、相手を尊重し、共感する力です。相づちを打ったり、オウム返しをしてみたり、相手の表情に合わせたり・・・」といったことをやる力だそうです。
普段、仕事の営業先でお客様に傾聴する、職場の上司や後輩社員の話を傾聴する。ん~仕事上では普段からやっているよ!と胸を張っていいたいところです。では家庭内ではどうでしょう?妻の話に傾聴できていますか??ん~やってるよ!大切な妻の要望は最優先で考えているよ!と思いつつ、胸に手を当てて振り返ると、、「いやいや、人の話聞いてないし!!」と怒った妻の顔が頭の中に浮かんできてしまいます。。。悲しいかな、どうしてこんなことが起きてしまうのでしょう?
仕事のコミュニケーションと夫婦の会話力のギャップ
職場では、人とのコミュニケーションは欠かせません。仕事を他人へ依頼するとき、自社のサービスをプレゼンするとき、社内へ報告するとき、様々なシーンで、誰もが「何かを伝える」ことを日々行っています。でも、ここで重要なことは何かを「伝える」ことではなく、相手に何かが「伝わる」ことをしないと、相手には伝えたことにはなりません。そりゃあ、そうですよね、「あの仕事、やっといてね~」と伝えただけで、それを受けた相手が動ければいいですが、相手が伝えた内容を理解し、きちんと確実に動いてもらうには、相手にきちんと「伝わらないといけない」ですよね。そして相手にきちんと伝わるためには、より具体的に「言葉」を使って、「補足の説明」をすることで、確実なコミュニケーションを仕事上ではやっているかと思います。どこまで行っても「言葉」をより多く発することでコミュニケーションを行っているかと思います。海外なんかではより明確だと思います。伝えるべきことを全て契約書に明記する、依頼内容をメールで全て明文化する、相手に伝わるまで言葉で粘り強くコミュニケーションを交わす。
これが夫婦間の会話ではどうでしょう??
相手の話を聞いているつもりでも、「聞いていない!」と何故か怒られる。
相手に言ったつもりでも、「聞いていない!」と言われる。。。
そう、おそらく大概は、「相手の発する言葉だけ」を聞いているだけでは、相手の思いを理解することは難しいのではないでしょうか!?
それは、思いを全て具体的に「相手に伝わるまで言葉で発することはしない」ことによることからです。相手の言葉=相手の思い ではないからです。もちろん、仕事上のコミュニケーションでも、全て言葉には思いを乗せることはしないでしょう。しかし、夫婦の会話では、より「思いは全て言葉に発しない」ことにまず、気づくことが、大切です。