皆さん、こんにちわ。
今回は、コミュニケーションスキルで重要な「相手への言い方」について記載したいと思います。
最近読んで興味深かったのが、この本です。
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この本は人とのコミュニケーションにおいて、相手の言い方次第で物事は大きく変わることを解説されているのですが、特に人の自律神経との関連性を切り口に記載されています。
いくつか論点をピックアップしますと、
- 相手をおとしめる言い方をすると、自律神経が乱れ、結果的に自分にとってさらに不利益となる。
- 相手へ攻撃的な言い方をすると、相手の自律神経も乱れてしまう。その結果、体調を崩してしまう
- 攻撃的な言い方をすると、自分の仕事の仲間や家族を落ち込ませて、結果的に相手のパフォーマンスを低下させるため、そんなことをする必要はない。
- ポジティブな言い方をすると副交感神経を高めることができる。その結果、自律神経のバランスが整っていく。そして、一瞬で空気を変える、人生を変える「言い方」ができるようになる。
- ゆっくり話すと聞き手の自律神経のバランスを整えることができ、聞き手はそれをいい声と認識する。
- 相手はこちらの意図の60%しか理解していない。なのでこちらの意図を伝えたいときは、相手へ200%の気持ちで説明すること
- 文字を丁寧に書くと自律神経が整う。
- ミュージシャンという特殊な職業の方は、もともと自律神経のバランスが非常によいものだと思われる。それは天職を全うしているから。よって、特に意識しなくても聞き方上手になれている。一方、世の中の全員が天職を見つけられているとは限らない。組織というしがらみの中で自律神経を乱されながら懸命に働いている人がほとんどである。そんな環境でも、ちょっとしたコツをおさえれば誰でも聞き方上手になれる。
- 人はフラストレーションがたまったとき、無意識のうちに手をグーっと握りしめる。そうすると、副交感神経が下がる。そういうときは、パッと手を開いて、副交感神経が下がるのを抑え、怒りをコントロールすると聞き上手になれる
といった内容が記載されています。
皆さんも、言い方ひとつで、うまくいなかったこと等、日常でありませんか?
まずは自分の言い方を意識することから始めてみましょう。
円滑なコミュニケーションスキルで円滑な人生を作りたいですね。