皆さん、こんにちわ。
今回は、以前独学で合格した工事担任者AI・DD総合種の独学勉強法について解説します。
合格当時は数年前ですが、最新のテキスト、問題集を確認し、このサイトで掲載するテキスト、問題集を推奨しています。
工事担任者とは?
工事担任者とは、簡単に言うと、電話回線の工事やインターネットの光回線工事、企業や家庭のLAN配線工事、様々な端末設備を接続する工事を実施、監督することができる国家資格です。
家庭においても、WiFiや様々なインターネット回線に接続する機器工事がますます行われる時代において、身の回りのIT生活に関わる有益な知識を学ぶことができます。
工事担任者の概要
工事担任者は学習する範囲によって、以下の種類に分かれています。
資格の種類
工事担任者の資格は、AI1~3種、DD1~3種、AI・DD総合種に分かれます。
・AI第1種~3種:主に電話関係の接続工事に関する知識を学習。1~3種は扱う規模に応じる。
・DD第1種~3種:主にLAN関係の接続工事に関する知識を学習。1~3種は扱う規模に応じる。
・AIDD総合種:AI、DDで学習する全ての範囲を含む
試験科目
工事担任者の試験科目は以下の3科目から構成されています。
- 基礎:電気工学(電気回路、電子回路、論理回路)の基礎
電気通信(伝送理論、伝送技術)の基礎 - 技術及び理論:端末設備の技術(電話機やLANに接続する機器の知識)
総合デジタル通信の技術(ISDNの知識)
トラヒック理論
ネットワークの技術
情報セキュリティの技術
接続工事の技術 - 法規:電気通信事業法
有線電気通信法
不正アクセス行為の禁止等に関する法律
電子署名および認証業務に関する法律
これらに基づく命令など
試験の特徴
工事担任者の試験は、過去問が豊富にある資格試験です。
そして、なんと!過去問からの類似問題が8割程度を占めています。
いかに過去問対策が重要かが明解な資格試験です。
問題は4択問題です。
- 試験日:年2回(5月下旬、11月下旬)
- 合格基準:各科目100点満点中60点以上(科目合格制)
- 合格率:2割程度(AIDD総合種)
工事担任者AI・DD総合種の独学勉強法
独学時間
工事担任者試験は、電気通信に関する下地が少しだけあれば、おおよそ2~3カ月程度あれば合格可能です。
独学テキスト
工事担任者のテキスト選びは非常にシンプルです。
選択肢があまりないので、ほぼ一択で以下のテキスト、問題集を購入し、学習を進めます。
上記テキストは、詳細情報が掲載されていないので、ある程度、基礎知識がある方向けには、この1冊で構いません。
自信がなければ、以下の科目ごとのテキスト3冊を用意した方がよいです。
独学問題集
工事担任者AI・DD総合種の問題集選びもシンプルで一択です。
工事担任者AI・DD総合種の独学勉強法
テキスト読み⇒問題集⇒テキスト読み⇒問題集を繰り返し、過去問が9割ほど解けるようになる状態まで持っていきます。
過去問が充実している試験で合格水準6割の試験は、ひたすら過去問を解き、ほぼ全て解けるレベル+テキスト精読スタイルで独学します。
合格率2割台の試験なので、難関資格です。
ただ過去問を演習するだけでなく、きっちりとテキストを精読し、内容をきっちり理解できるまで精読することが合格に近づくためのプロセスです。
ぜひともトライしてみましょう!