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素人サラリーマンが仕事をしながら様々な資格を取得した独学勉強法、資格の活かし方について解説します。

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複数資格を取得して中小企業診断士を目指さない方法

投稿日:2019年12月1日 更新日:

皆さん、こんにちわ。

今回は、「複数の資格を取得して、中小企業診断士を目指さない方法」について解説致します。

さて、中小企業診断士と言えば、言わずとも知れたビジネスパーソン絶大の人気資格であります。

「中小企業診断士はいつか取りたい!」

「でも、中小企業診断士は難しすぎる!」

そんな方向けへ、もう少し易しい複数の資格を組み合わせて、中小企業診断士の入門相当の知識を備えることができる「“プチ”中小企業診断士」を目指す方法について解説します。

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素人サラリーマンが中小企業診断士の入門知識を備える方法を解説するよ!

中小企業診断士とは?MBAとの違い

中小企業診断士とは、いわゆるクライアント企業を分析し、問題を解決する提案を行う「経営コンサルタント」と言われるスキルを証明する唯一の国家資格と呼ばれています。

「なぜ中小企業?大企業診断士でないの??」

はい、まずはじめに日本にある企業の数、そのうち中小企業がどれくらい占めているか知っていますか??

実に、中小企業が占める割合は「99%以上!」なんです。

大企業は全企業数の1%であり、世の中の企業はほぼ中小企業なんです。

その数380万社とも言われています。

それらの企業の問題解決のお助けをするスキルを国が認定したのが「中小企業診断士」なんです。

一方で、「経営コンサルタント」のスキルとして似たような資格で「MBA」があります。

MBAは、どちらかという問題解決のお相手、つまりクライアントが中小企業よりも大企業向けを想定した場合に必要とされる知識を学ぶ資格です。

これは実際に私自身、大学院でMBAの授業を受けていましたが、そこで習うケーススタディは、だいたい過去の大企業(特に海外の!)の事例が多いです。

中小企業診断士が難しい訳

中小企業診断士の試験は1次試験、2次試験(筆記)、口述試験と3回受験します。

中小企業診断士1次試験の内容

1次試験は以下の7分野のマークシート形式の試験です。

  1. 経済学・経済政策
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・政策

合格基準は、総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことが合格基準です。

中小企業診断士1次試験の合格率

合格率は15~25%前後です。

中小企業診断士2次試験

2次試験は以下の分野の事例に関する筆記試験です。

  1. 組織(人事を含む)を中心とした 経営戦略および管理に関する事例
  2. マーケティング・流通を中心とした 経営戦略および管理に関する事例
  3. 生産・技術を中心とした 経営戦略および管理に関する事例
  4. 財務・会計を中心とした 経営戦略および管理に関する事例

筆記試験における総点数の60%以上で、かつ1科目でも満点の40%未満がないことが合格基準です。

中小企業診断士2次試験の合格率

合格率は20%前後です。

中小企業診断士の口述試験

1次試験、2次試験と終えると、最後は面接試験です。

評定が60%以上であることを合格基準です。

面接はだいたい受かると言われています。

中小企業診断士の難易度

以上をまとめると、

☑1次試験を7科目勉強して、25%の人が通過して

☑2次試験の4事例の筆記対策をして、20%の人が通過して

☑口述試験がほぼ全員受かる

この計算でいくと、最終的な合格率はなんと!25%×20%=5%!

これは超難関資格・・・・。

しかも勉強時間は1000時間超とよく言われます・・・。

ただでさえ、普段仕事で忙しいビジネスマンが1000時間も捻出できない・・・。

と、ここであきらめていくのが現実です。

複数の資格を取得して中小企業診断士を目指さない方法

中小企業診断士を取るのがどれだけ大変そうかイメージ頂けたかと思います。

そこで今回は、中小企業診断士を取るのは難しいけど、「中小企業診断士入門相当」の知識を複数の資格を組み合わせて身に付ける方法について解説します。

中小企業診断士は1次試験で7科目の分野を学習します。

それぞれの科目はどれも経営に欠かせない独立した科目であり、1科目ごとに特化した資格(国家・公的)があります。

以下が、科目ごとの入門に相当する資格一覧とこれまで私が仕事をしながら独学で取得してきた資格です。

中小企業診断士科目入門相当の資格独学時間
経済学・経済政策日経新聞を読む
財務・会計ビジネス会計検定2級(公)55時間
企業経営理論ビジネスマネージャー検定(公)20時間
運営管理リテールマーケティング検定(公)50時間程度
(未取得)
経営法務ビジネス実務法務検定2級(公)50時間
経営情報システム情報処理ITパスポート(国)1ヵ月
中小企業経営・政策日経新聞を読む

上記一覧の通り、5科目は国家資格または公的資格で同様相当の入門資格としてカバーすることができます。

経済学・経済政策、中小企業経営・政策は、該当する国家・公的資格がないため、日経新聞で少しカバーし、(全てはカバーできませんが・・・)上記の資格を1つずつ取得していくことで中小企業診断士入門相当の知識を身に付けることができます。

上記の資格の独学勉強法はこの独学ライフのサイトでも一部掲載しておりますのでぜひともご参考にして頂ければと思います。

ビジネス会計検定の独学勉強法

55時間でビジネス会計検定2級に合格する独学勉強法

ビジネス実務法務検定の独学勉強法

1カ月でビジネス実務法務検定2級に合格する独学勉強法

ビジネスマネージャー検定の独学勉強法

20時間でビジネスマネージャー検定に合格する独学勉強法

ぜひとも興味ある資格から着手してみましょう!

中小企業診断士対策について知りたい場合は、以下より無料で資料請求できます。

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