独学ライフ

素人サラリーマンが仕事をしながら様々な資格を取得した独学勉強法、資格の活かし方について解説します。

資格

全てに絶望し社会から孤立した人生から「資格」をきっかけに社会復帰への道を歩む話

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皆さん、こんにちわ。

今回は、いつもと違う話を書きたいと思います。

「全てに絶望し社会から孤立した人生から「資格」をきっかけに社会復帰への道を歩む話」です。

これは実話です。

この独学ライフのサイトへアクセスして頂いた方々の多くは、

・何か資格、スキルがほしいな~

・すでに取りたい資格があるんだけど、どうやって勉強したらいいのかな~

という、いわゆるモチベーションがある程度ある方々だと思われます。

今回は、いつもとは少し違った話になります。

私がいわゆる「資格押し」をしている意義の1つとしては、「資格」によって人生が救われた人がいることを同じ境遇の方へお伝えしたい、という思いからこの記事を書いています。

私のよく知る人の事例をここでは紹介します。

彼は若干20歳の頃から、人生全てに絶望し、社会から孤立した生活を10年も送っていました。あらゆる人と接することを避け、自暴自棄、社会に対する敵意、己への絶望感。

10年間、毎日、毎日、孤独な苦悩との戦いを続け、心は無心状態。毎晩、毎晩眠りながらうなり声をあげる日々を送るほど、苦しみを負っていました。

ただ、彼が唯一心和む時間がありました。

それは、「本」を読むことでした。

「本」を読むことで、「人」と接しなくてよい。

彼にとって「本」は、彼の心を通わす大切なコミュニケーションツールでした。

いつしか、10年の歳月を経て、彼の部屋は本でいっぱいでした。

そんなある時、1冊の資格の本に出会いました。

「簿記3級」の資格本でした。

どういった経緯でこの本が彼の部屋に置かれることになったのかはわかりません。

しかし、明らかに「簿記3級」をコツコツとやっていました。

資格の勉強は、人とコミュニケーションとらなくても、自分でやれます。

そうして彼はいつの日か試験会場に足を運び、見事、合格しました。

ここで最も大切なことは、資格の内容はどうであれ、

「合格したこと」=「小さな達成感を得たこと」なのです。

彼にとって社会から長年孤立し、達成感を感じることなど、とうていありませんでした。

人は「小さな達成感」を感じることで「次のステップへチャレンジする」モチベーションが湧き、行動を起こします。人生、些細な事でもこれの繰り返しです。

小さなチャンレジの積み重ね。

・新しい化粧水を使ってみよう

・コンビニで新しいお菓子を買ってみよう

・新しい動画を見てみよう

・新しい美容室へ行ってみよう

・この道、今まで歩いてないから今日はこっちから帰ってみよう

なーんでもいいんですよ、本当に。

これら全て、新しいチャンレンジをし、クリアすることで小さな達成感を感じているんです。

そして、またさらに新しいチャレンジに向かっているんです。

彼は、これをきっかけに、また違う資格をとってみようと、別の資格本が部屋に置いてありました。

そして、小さな努力をコツコツと続け、資格をとっていき、小さな達成感を積み重ね、それがいつしか自信になり、外界へ出るようになり、人と会話してみようというモチベーションが生まれ、職を探してみようというモチベーションになり、ハローワークに足を運んでみようというモチベーションが生まれ、遂には社会復帰したのです。

「資格の勉強」は、彼が人生を前進させる小さな1歩のきっかけとなったのです。

「資格の独学」は、人生を救うツールにもなりえます。

私の身近なこの実体験を踏まえ、世に同じような苦しみを抱く方々への一光となれば幸いでございます。

今回は、このあたりで終わりたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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