皆さん、こんにちわ。
今回は、私40歳を超えた素人サラリーマンが、効率的に不動産コンサルティングマスターに合格する勉強法を紹介します。この方法で見事1発合格しましたので、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
不動産コンサルティングマスターとは?
不動産コンサルティングマスターは、不動産の有効活用や相続対策、投資など、多岐にわたる不動産コンサルティング業務を行ううえで必要な知識や能力に関する試験です。宅建試験にはない、経済・金融、建築、税制など幅広い知識が問われる試験です。
また、取得すると、以下の要件を満たすことができます。
(1)不動産特定共同事業法における「業務管理者」となる際の資格。(ただし、「宅地建物取引士」の資格を有していること)
(2)不動産投資顧問業登録規程における登録申請者及び「重要な使用人」の知識についての審査基準を満たす資格
(3)金融商品取引法における「不動産関連特定投資運用業」を行う場合の人的要件を満たす資格
不動産コンサルティングマスター試験の概要
• 出題数:マークシート50問(2時間)、記述式5題(必須4題、選択1題)(2時間)
• 試験時間:合計4時間
• 合格基準:概ね55%~60%以上の正答率
• 合格率:概ね4割前後
• 受験資格:「宅地建物取引士」「不動産鑑定士」「一級建築士」いずれかの資格登録者で、現に業務に従事している、または今後従事しようとする人
不動産コンサルティングマスターの効率的な勉強法
試験4ヵ月前から合計130時間の勉強を経て合格しました。
私、素人サラリーマンにとって、この資格はかなり難関資格です。私の場合、受験資格である宅建士を持っており、興味本位で登録だけしていたのですが、受験者の皆さんはその道のプロだと想定しています。
実際、公式テキストをざっと読んでも、かなり広範囲の知識が記載されており、いきなり問題集を見ても、全くわけわからない状況でした。
そこで、不動産流通推進センター実施のインターネット研修講座+スキルアップセミナー(1日座学)を受講し、効率的に勉強が進みました。
特に、スキルアップセミナーは、記述式の各分野の代表的な過去問を取り上げ、解き方の解説を聞くセミナーですが、初心者の私にとっては理解が深まる有益なセミナーでした。
このセミナー受講後は、公式過去問題集を3巡は繰り返し、対策を行います。
以下、具体的な対策方法です。
●択一式
ここは、過去問題集をやってから、公式テキストを読みます。過去問対策中心で、テキストは全体を読み、特に問題部分を意識しながら読み通す感覚でいいです。はじめからテキストをじっくり読むことはおすすめしません。範囲が広すぎることと、どこから出題されるのか全くイメージがわかないので、頭に入ってこないからです。3巡はこなし、6割以上(できれば7割)正答を目指し繰り返します。
●記述式
記述式は問題傾向がある程度決まっています。以下、過去問と令和7年度試験の内容です。
選択問題は、必須の経済と類似している金融を選択。
スキルアップセミナーを受講して、その解き方を練習するのみ。
あとは過去問で慣れるための練習を繰り返す。これに尽きます。
①実務1【必須】
R6実務1 等価交換事業(共同開発)
R5実務1 事業収支計算
R4実務1 等価交換事業(共同開発)
R3実務1 等価交換事業(借地と宅地)
R2実務1 等価交換事業(共同開発)
☆R7実務1 等価交換事業
⇒このようにほぼ、等価交換事業の解き方さえできればOK
②実務2【必須】
R6実務2 DCF法
R5実務2 DCF法
R4実務2 DCF法
R3実務2 DCF法
R2実務2 DCF法
☆R7実務2 DCF法
⇒このようにDCF法の解き方さえできればOK
③事業【必須】
R6事業 相続と不動産経営管理シート
R5事業 相続と不動産経営管理シート
R4事業 相続と不動産経営管理シート
R3事業 相続と遺言
R2事業 相続と不動産経営管理シート
☆R7事業 相続と不動産経営管理シート
⇒ほぼ不動産経営管理シート問題の解き方ができればOK
④経済【必須】
R6経済 日本経済レポート2023
R5経済 経済財政運営と改革の基本方針2023
R4経済 土地白書
R3経済 通商白書
R2経済 不動産ビジョン2030
☆R7経済 経済財政運営と改革の基本方針
⇒経済は、各ソース元の文書をよく読んでおく。これに尽きます。この文書から虫食い問題が多く出ます。
⑤金融【選択】
R6金融 日銀の金融政策
R5金融 金利
R4金融 物価上昇、為替レート、債券
R3金融 資金循環、国債、銀行機能、国際化
R2金融 ファイナンスの分類
☆R7金融 日銀の金融政策
⇒金融は公式テキスト分野でのページ数が少ないので、テキストベースで内容を理解し、過去問を繰り返してください。スキルアップセミナーでは扱いませんでした。
どんなテキスト・問題集を使う?
問題集は1択です。
不動産コンサルティングマスターの試験結果
以上の取組を経て、2025年の本番試験結果、
●択一式試験
・過去問と類似しており、解答に自信あり⇒22問/50問(44%程度)
・解答に迷い自信なし⇒28問/50問(56%)
●記述式試験
・概ね6割程度は自信あり、他は曖昧
こんな感触です。
最終結果は、有料の解答を購入し、自己採点しました。(無料で公開しているものがないのが痛い・・)
●択一式試験
・解答に自信あり⇒20問/22問正解
・解答に迷い自信なし⇒10問/28問正解
択一式試験 合計30/50問正解
●記述式試験
・概ね6割+α部分点狙い
そして、試験結果は、
●択一式60点
●記述式73点
合計133点で合格でした。
以上が私の合格体験です。
ぜひとも参考になれば幸いです。