独学ライフ

素人サラリーマンが仕事をしながら様々な資格を取得した独学勉強法、資格の活かし方について解説します。

コミュニケーション

独学ライフとは何者か?④「人を想う」

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妻が発った部屋はがらんとしていた。

もぬけの殻だ。

僕の頭は思考停止した。

何もすることができなかった。

悲しみのどん底の中、仕事はろくに手がつかず彷徨った。
誰とも会話する気力さえない。
誰とも会いたくもない。
何日も何日も月日だけが過ぎていった。

今まで自分がコツコツ積み上げた人生は何だったのか。

自暴自棄になった。

 

ここまで這いがってきた結末がこれか。

それからと言うものの、心のケアに通った。
自分と向き合う日々を過ごした。

這い上がる精神で長く人生を過ごしてくると、欠陥が生じることがわかった。
妻と同じ時を過ごした日々を振り返った。
妻が出て行くまでの日々はどうだったのか。
妻の笑顔、疲れている顔のときでも、「大丈夫!」の返答により安心しきっていた自分。
一方で家を発つと決意した妻。
一緒に暮らしていながら180度違う思い。

 

相手の辛かった思いは何だったのか自分の辛さより相手の辛さをきちんと知ろうと思った。
ベッドで涙していたとき、風呂場で涙していたとき、出て行く決意。
ささいなことだが、相手をちゃんと見ていなかった。
発する言葉と思いは違う。
それを汲み取れていなかった。
相手を思いやる足りなさ。
相手がどういう思いで言葉を発するのか。

 

相手の心の言葉を受け止めて、相手の心に言葉を返すこと。
自分の心の言葉を相手の心に届けるために、自分の感情を表現する。
相手に共感し、自分の感情を加えて、相手に届けること。

心の言葉のキャッチボール。

今まで欠落していた自分がみるみる炙り出されていく。

気づけば長い月日が過ぎていた。

 

人生、再起動。

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