
皆さん、こんにちわ。
今回は、普段忙しいサラリーマンが仕事をしながら効率的に資格を取るための7つの秘訣について解説します。
前回の記事で30代サラリーマンが資格を取る意義、そして時期として最適であること、さらに資格学習をするメリットについてお話してきました。
今回は、そんな資格学習をできるだけ無駄なく効率的にやるにはどうすればよいのか?
その秘訣を解説していきたいと思います。

無駄なく効率的に資格学習を進める秘訣
1つの資格取得にかかる労力は並大抵なことではありません。
サラリーマンは平日は朝から晩まで仕事をして、週末はゆっくり休んだり、家族サービスをしたりと、勉強時間の捻出の工夫をしないといけません。
資格を取るためには、何十時間、何百時間コツコツとテキストを読み、過去問題集を繰り返す、という地道な作業を一定期間継続してやる必要があります。
これには、モチベーションの維持と根気がいります。
ここでは、モチベーション維持と根気を継続するための7つの秘訣を解説していきます。
こちらを実践することで効率的に資格を取得することができるので、ぜひともご覧頂ければと思います。
①資格取得まで何時間必要か把握する
サラリーマンだと本業の仕事にも当てはまることですが、「段取りでほぼ決まる」と言えます。
資格学習も「段取り=学習計画」が全てです。
まず、目指したい資格があるとすると、それを取得するまで必要な勉強時間はどれくらい必要なのか把握することが大切です。
そこから逆算して、仕事をしながら1日どれくらい勉強時間にとれるのか、1ヵ月で何時間くらいとれるのか、この計算をしていき、いつから始めるのがベストかを把握することから始めます。
この独学ライフでは、仕事をしながら様々な資格を取得する勉強法を解説しており、何時間で資格を取得することか参考までに記載させて頂いています。
②できるだけ試験日までの最短期間で取り組む
資格学習期間は何十時間、何百時間と及ぶものがほとんどです。
仕事をしながら取り組む方が多いかと思うので、1日にかけることのできる時間はわずかだと思います。
例えば、
①30分/日を6か月継続するプラン
②1時間/日を3カ月継続するプラン
どちらがよいでしょうか?
答えは②です。
1つの資格を目指すまでの勉強期間はできるだけ短く集中して取り組むほうが、長い期間かけてコツコツ取り組むよりいいです。
理由は、「本当に危機感を抱き始めてから人は本気になる」からです。
人が本気で危機感を抱くのは、試験日が近づいてきてからです。
皆さんの学生時代もそうでしたよね~試験日まで時間がまだあるときは、勉強を途中でやめて部屋の掃除を急にしだしたり(笑)
結局、試験日ギリギリからいきなり本気で始めた経験に身に覚えがあるのでないでしょうか?
資格学習も同様で、あまりにも前から取り組んでも、頭に叩き込まれる密度が全く違います。
ですので、できるだけ試験日から短い期間で危機感をもって本気で集中して取り組む方が頭に入ります。
では、どのくらい試験日に近い日から勉強を始めればよいか?
やはり、これには資格によって最適な勉強期間がありますので、この独学ライフで紹介する勉強法を参考にして頂ければと思います。

③取得したい資格のダブルライセンス計画で落ちた時のリスク分散をする
3つの目の秘訣は、ダブルライセンス計画です。
以前の記事でもダブルライセンスについて解説させていただきました。
ここで重要なのが、取得したい資格があるならば、それに関連したダブルライセンスを始めから目指す前提で勉強計画を立てることです。
多大な時間を投じて1つの資格を目指した結果、合格できればハッピー満載です。
しかし、万が一合格できなかったときは、どんな状態でしょう?
忙しい中、多大な時間を捻出し、デートも我慢して頑張ってきた時間が水の泡・・・・
心は落ち込み、どん底へ・・・もう資格なんか目指さない・・・・
という最悪の状況を想定したときに、落ちた時のリスクは非常に大きいものです。
では、このリスクを回避する、できるだけ最小限にとどめるにはどうすればよいのか?
ここで重要な考え方が「最初からダブルライセンス計画」です!
目指したい資格に落ちたとしても、それまで勉強してきた知識はある程度頭にストックされています。
これを「知識資産」と呼ぶことにします。
ビジネス系の資格は、異なる資格でも学習範囲が一部重複している資格がたくさんあります。
これについての解説は、以下の記事を参考にして頂ければと思います。
資格取得を目指すならダブルライセンスを!
資格試験終了後の次に目指すのはダブルライセンスによる個人ブランディング化!
仮に目当ての資格に落ちたとしても、この「知識資産」があるので、関連資格の勉強時間を大幅に削減することができ、関連資格の勉強をゼロベースから始めるより有利に進めることができるのです。
さらに、心理的にも、この知識資産を活用でき、次の資格を有利に進められる状態に自分がいることで、心の落ち込み具合を減らすことができます。
以上より、最初から2つの資格、ダブルライセンスを目指した勉強計画を立てることで、1つの資格に落ちた時のリスク分散になるのです。
④全力でリフレッシュ時間を取り入れること
試験日までの勉強期間の間は、遊びや娯楽を極力我慢することになります。
体中のエネルギーが勉強に注がれます。
そこで、1つの資格試験が終了した週は、それまで抑制されてきたエネルギーを開放することはとても大切です。
おもいっきり休息、遊び、リフレッシュしましょう。
これは単純に気分の問題を言っているのではありません。
十分に遊んだという「遊びの満足感」を満たすからこそ、ダブルライセンス計画での次の資格の勉強に向けて熱量が入るのです。
仮に、遊びが中途半端だと、遊び足りずに、勉強期間もチラホラ遊びつつ、熱量も減り、全て中途半端になってしまいます。
メリハリをつける、とはこのことです。
⑤最高な独学には最高の体作りを行うこと
仕事も勉強も自分の体が何よりの資本です。
体の外面から整える筋トレ、体の内面から整えるボイトレ。
この両面から体を整えることが大切です。
こちらについては以下で解説しています。
最高な独学を実現する2つの体作り
⑥最高の独学ができる最高の独学環境を探すこと
試験に向けた最高な独学を実現するには、最高な状態で勉強に取り組める環境で行うことが大切です。
自分にとって最高の集中力が発揮できる場所で勉強を行いましょう。
自宅で?カフェで?図書館で?
どこで勉強するのが最も集中力を発揮できるのか?
独学ライフでは独学層向けにコワーキングスペースの活用をお奨めしております。
こちらについては以下で解説しています。
最高の独学ができる最高の独学環境を探そう ~シェアオフィスでの独学~
⑦資格学習に最適なBGM環境を整えること
カフェや図書館でイヤホンをして音楽を聴きながら勉強に励む人たちをよく見かけます。
効率的な資格学習をするにも、このBGM、周囲の音の環境はとても大切な要素です。
自分に最適な音楽ジャンル、周囲の雑音含め、どのくらいの音量が最も集中できるのか、アプリを使って定量的に何dBの時が最適か把握することが有効です。
資格学習とBGMついては以下で解説しています。
資格学習に最適なBGM環境とは?~コワーキングスペースのBGM~
以上、今回はサラリーマンが仕事をしながら効率的に資格を取る7つの秘訣について解説してきました。
これは資格を目指す学生さん、主婦の方含め、皆さんに共通して言えることだと思います。
ぜひとも参考にして頂きながら、独学層を応援します。
初心者におススメなビジネス系資格5選
最後に、ここでは初心者サラリーマンが仕事をしながら取得するのにおススメな資格を紹介します。
詳しくは以下で解説しますのでぜひともご参考にしてください!

いつの日も独学です。
新型コロナ自粛モードをどう過ごす?<資格学習のススメ>