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資産形成

山林相続奮闘記②「私、山の相続手続きについて検討してみました。」

投稿日:2019年5月27日 更新日:

皆さん、こんにちわ。

前回から引き続き山林相続奮闘記をお送りします。

前回では、膨大な山林不動産の発覚後、まずは正確な地番を把握するお話をお送りしました。

今回は、相続手続きとその山林の利活用について記載したいと思います。

不動産の登記について

まず、不動産を取得した際、登記をしないといけないのか、というよくある質問の答えから始めます。

答えは、登記義務のあるケース、義務まではないケースに分かれます。

登記義務があるケースとして、「表題部登記」と呼ばれるもので、不動産の物理的状況(不動産の所在や、その土地の用途、大きさ)に関わる表示登記です。

一方で、購入したり相続したりした場合でも、所有者としての登記義務はありません。

では次の質問として、相続で登記する場合、自分でできるのでしょうか?

答えは、やろうと思えばできます。

以下の作業をすることになります。

・被相続人と相続人の戸籍謄本等を収集

・相続人全員で遺産分割協議書を作成(相続人全員の署名と実印を押印)

・固定資産評価証明書の収集

・登記申請書を作成して法務局で登記申請

などです。

必要書類を準備し、法務局へ申請書を提出、受理されるのを待つ。

今回は、100以上の地番の膨大な相続手続きであること、作業内容の詳細が合っているのかどうか不安なこと、素人であること、法務局は平日にしか空いていない!こと。

これらを踏まえ、素人サラリーマンが時間的にまず厳しいのと、安心して遂行したいという思いから、司法書士にお願いすることにしました。

お値段はだいたい込々で20万~30万円くらいです。

これ、結構痛手です。。。

山林不動産の利活用について

さて、今回相続した山林不動産の利活用について記載したいと思います。

山林不動産の利活用では何をしたらいいのでしょうか?

①開発して事業を興す

→山林を開発して一大宅地開発、商業施設開設、レジャー施設開発・・・など。山を切り崩して何かを作り、ビジネスとして興す。このような事業を興すには、山は山でもそれなりに都心に近い山など、ある程度アクセスのよい場所である必要があり、残念ながら遠い遠い山奥の田舎町にはとても人が来るとは思えない環境なので断念・・・。また初期投資費用もありません。

②誰かに賃貸する

→土地を賃貸するのは最も簡単そうですよね。残念ながら遠い遠い山奥の田舎町にはとても人が来るとは思えない場所なのでこちらも断念です。

③誰かに売る

→残念ながら遠い遠い山奥の田舎町にはとても買い手は見つかりません・・・。

④山林業を営む

→山林不動産の利活用の王道が、いわゆる林業です。木材を切り出し資材として販売すること。昔は林業が盛んでした。その当時は、ずいぶんな貴重財産だったことでしょう。

しかし、今はどうでしょう?木材単価は下がり、人手不足、設備投資に資金も回らず、新ビジネスとして注目されるバイオマスはあまりに未知数。

都会に住んでいる私が、林業事業のために田舎の山奥に何回も足を運ぶことなど想像できません。

ということで、結論は

「持ち続けるしかない。」

です。

先祖の意思 ~山林不動産を守ること~

現在は他界しましたが、祖母が残した2冊のノートがありました。

それは、代々受け継がれてきたノートでした。

祖母と父が山々に登り、写真を撮り、木にチョークで境界線らしきマークを入れ、鉛筆で書かれた地図など、それらが全て2冊のノートにぎっしりと書かれてありました。

スマホもない当時に多大な労力を投入して後世への記録として、しっかりと記されてありました。

今の時代、市役所の地理情報システムから抽出した集成図を見れば、地籍状況など一目瞭然な現在ですが、そんな地図の精度はさておき、山を守り、代々の世代へ継承していく「強い意志」を私はこのノートからひしひしと感じ取り、涙が溢れそうな思いでした。

そんなノートを手に、偶然にも、地籍調査完了という置き土産を頂き、悪戦苦闘しながら膨大な山林資産の現況把握を行い、整理に励む日々を過ごす中、確かに現在の時代に脈略と受け継いできたんだなぁ、という実感が同時にこみ上げてきました。

山林不動産の維持管理

先祖の意思を確かに感じつつ、持ち続けるしかないと感じた山林不動産。

莫大な山林不動産を持ち続けるには、大変さも合わせて持ちます。

このように広いと管理するだけでも大変です。

台風や土砂で木が倒れてきた時、どうするか。

間伐や伐採をどうするか。

定期的に山奥の山林をどうやって見に行くのか。

都度、登山するのか。

考えただけでも都会のサラリーマンにはぞっとする話です。

さらに、毎年降りかかる「固定資産税」

洒落になりません・・・。この貧乏サラリーマンには重すぎる課題・・・。

膨大な資産がいつしか大きな重荷へと心に覆いかぶさっていきました。。。

これほどまでの大規模な山林は抱えていないかもしれませんが、山を抱える田舎の多くの方が同じ悩みを抱えているかもしれません。

そんな中、一光の光が見えてきました。

続きは次回へ。

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