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資産形成

山林相続奮闘記①「私、今日から山を持つことになりました」

投稿日:2019年5月25日 更新日:

皆さん、こんにちわ。

今回から「山林」に特化した不動産シリーズをお送りしたいと思います。

不動産はわかるけど、「山林??」

そう、皆さん不動産運用や不動産取引において、「山林不動産」ってあまり聞きなれないのではないでしょうか?

今から5年前のことでした。

私の父は若くして死別しました。父の遺産はほとんどないようなものだったので、素人の私でも悪戦苦闘しながら相続手続きを全て遂行することができました。

だが、1つだけ盲点でした。

それは、大きな大きな膨大な不動産があることが発覚したのです。

「山林不動産」です。

うすうす記憶にはありました。

幼少の頃、田舎に遊びに行ったときに、山で遊んだこと。

そうなんです。その山が親族の不動産であったのです。

皆さんは、遠足やハイキングで山に登る前に地上から見上げて、

「よし、今日の目標はあの山の山頂まで登ろう!」と誓って、山に登り始めたことはあるでしょう。

同じノリで書くと、

「たった今、あの山々、俺の山になってもうた。」

そう、「俺のイタリアン」じゃなく、「俺の山」。

膨大な山々です。どれくらい膨大かと言うと、、、

なんと!

「東京都千代田区の1/3ほどの面積の山です。(リアルです。)」

「え・・・、マジ?」

「やばくない?」

「超超超超大地主やないか」

「いきなり僕の人生、大富豪!」

「天変地異、ここにあり!」

はい、ということで今回から複数回にわたって、膨大な山林不動産の相続、山林不動産の利活用方法などについて掲載していきたいと思います。

今回は、「私、今日から山を持つことになりました。」について記載したいと思います。

山林不動産入門

「山林不動産」ってあまり聞きなれないでしょうか?

不動産といえば、土地やマンションや家、不動産取引、REITなど、どちらかという都会にある不動産をイメージされることが多いのではないでしょうか。それらの不動産は、登記地目でいうと「宅地」に該当するものです。

宅地と同じく登記地目でいう「山林」も同様に、立派な不動産です。

日本の国土面積のおよそ7割は山林が占めています。(森林・林業白書:林野庁より)

日本という国はほとんどが山林であり、これだけの高い山林割合は世界有数です。

日本の山林のうち、およそ3割が国が保有する国有林野です。

ということは、残り山林の7割は誰かが保有していることになります。

山林は地方や田舎に多いので、おそらく山林近くに住んでいる方々が昔から代々保有しているケースが多いんじゃないかと想定します。

まさに、私の場合もそうでした。歴史を紐解くと、どうやら江戸時代から続いているようでした。

山林の現況把握

さて、相続しなければいけないことになった山林について、「あ、あそこの山ね!」っていうノリで、なんとなくどの山かはわかったけど、では、どこからどこ?山って境界線あるの?何番地??なのかさぱりわかりません。該当する土地を確認しなければいけません。

該当区域の把握方法が宅地のようにきっちりとすぐわかるものではないのが山林の大変なところなのです。宅地だとゼンリン住宅地図なんか見ると、自分の家が何丁目何番地・・・という地番はすぐわかります。でも山はそもそもゼンリン住宅地図のような地図が出回っていません!

かといって、「じゃあ現地に行ってみよう!」と思って山に登っても地番ごとに境界線が線が引かれているわけでもないんです。見た目はぜーーーんぶ同じ、山、山、山。

では、どうやって現況を把握すればいいのでしょうか?

まず、手掛かりとなったのは、毎年5月ごろになると送られてくる固定資産税納税通知書です。住宅や土地を持っていると毎年固定資産税を払わないといけません。その通知書が毎年郵送されてきます。山も同様です。送付先が父宛であったり、親族共同名義の山は祖父宛であったり様々でした。そこで祖父の家へ赴き、すべての固定資産税納税通知書をかき集めた結果、、、

「地番の数が約100地番!」

面積にして「東京都千代田区の1/3相当!」の広さです。

唖然。

これだけたくさんの土地があると、郵送されてくる固定資産税納税通知書が全ての土地を網羅しているのか、もはやわかりません・・・。

ということで、田舎の役場の税務課に問い合わせたところ、「少額な固定資産税で非課税となっている分は送っていない」とのこと。

「え?まだあるの?」

ということで、名義で名寄せしていただき、すべての土地の地番が把握できる固定資産税評価通知書をお送りいただきました。

そうこうして、100地番以上ある山林を1つ1つ、データベース化して現況把握がスタートします。

そうすると、山の実態が徐々に見えてきました。

・保有山林の面積、規模

・資産評価額

・支払っている固定資産税

これらをまずは地番ごとに整理することで、現況把握を行っていきます。

次回は相続手続きについて記載します。

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